コラム詳細

一般的に 古くて希少価値があり、歴史的・芸術的な価値をもつ品物 のことを指します。

◆ 骨董品の特徴

• 古いもの（明治以前・100年以上前のものが多い）

• 希少性が高い（現存数が少ない）

• 歴史的・文化的価値をもつ

• 芸術的価値（作家性・技法・デザインなど）

• 収集の対象となる

◆ 具体例

• 古い陶磁器（古伊万里、李朝、唐物など）

• 古美術（絵画、彫刻、仏像など）

• 古家具・古道具

• 漆芸・金工・刀剣

• 版画、掛け軸、茶道具 など

◆「アンティーク」「ヴィンテージ」との違い

• 骨董品（Antique）：主に100年以上経過した美術的価値の高い品

• ヴィンテージ（Vintage）：20〜100年ほどで味わいのある品

• ジャンク（Junk）：壊れていて価値が低いもの（評価対象外）

◆ 法律上の扱い

日本では 古物営業法の「古物」 に含まれる場合が多く、売買には古物商許可が必要になります。ただし、古物営業法では「一度でも使用された物」を広く古物と定義しており、美術品もその中に含まれます。