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2025.11.19
カルティエ(Cartier)の歴史は、1847年から始まる約180年の伝統を持つ、宝飾・時計業界の中でも特に重要な物語です。年代ごとに分かりやすくまとめます。
ルイ=フランソワ・カルティエが、フランス・パリのモントルグイユ通りで宝飾工房を受け継ぎ、カルティエを創業。
2代目 アルフレッド・カルティエが事業を拡大。
パリの上流社会から人気を集め、徐々に“王族御用達”の地位を確立。
ラグジュアリーの中心地に進出し、国際的ブランドとしての基盤が固まる。
3代目である兄弟
ルイ(パリ)
ピエール(ニューヨーク)
ジャック(ロンドン)
が世界進出を進め、“カルティエ黄金時代”を築く。
サントス(1904)
ルイが飛行家アルベルト・サントス=デュモンのために作った、男性用腕時計の先駆け。
トリニティ(1924)
3色ゴールドが絡み合う象徴的リング。
タンク(1917)
戦車の形状から着想、カルティエの代表作に。
カルティエはアールデコ様式の第一人者となり、プラチナ・幾何学的デザイン・フラットなラインが特徴のジュエリーを多数発表。
“パンテール(豹)”はカルティエの象徴。
デザイナー ジャンヌ・トゥーサン(通称「ラ パンテール」)がアートディレクターとしてブランドの美学を確立。
LOVE ブレスレット(1969)
“愛をネジでロックする”という革新的コンセプト。
ジュスト アン クル(1970代)
“釘”をモチーフにした大胆なデザイン。
世界的に「モードなジュエリー」の象徴となる。
リシュモングループの主要ブランドとして世界展開。
バロン ブルー、カリブルなど新作時計も発表しながら、歴史ある定番を現代に継承。
王族・著名人との深い関係
英国王室をはじめ世界各国の王室が愛用。
創造的なデザイン力
パンテール、アールデコ、LOVE、タンクなど“時代を作ったデザイン”が多い。
ジュエリーと時計の両方でトップクラス
どちらも業界史に残る名作を持つ。