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コラム詳細

なぜ金は高騰している?

2025.08.21

金(ゴールド)の価格が高騰している理由は、複数の要因が複雑に絡み合っています。2025年現在の背景をもとに、主な要因を解説します。


✅ 1. インフレ懸念と中央銀行の政策

  • 世界的に物価上昇(インフレ)が続いており、通貨の価値が下がる懸念があります。

  • それに対して、金は「インフレヘッジ(価値保存手段)」とされているため、需要が増加。

  • 一部の中央銀行(特に新興国)はドル離れを進め、金準備を増やしている


✅ 2. 地政学リスクの高まり

  • ウクライナ情勢、中東不安、台湾海峡の緊張など、世界的な不確実性が高まっている

  • こうしたリスクの高まりは、リスク資産(株式など)より安全資産である金に資金が流入する要因となる。


✅ 3. ドルの不安定さ・利下げ観測

  • 米国の景気減速懸念から利下げの可能性が高まると、ドルが下落しやすくなる。

  • ドル安になると、ドル建ての金価格は上昇しやすい(他通貨での金が安く感じられ、買われやすくなる)。


✅ 4. 中国・インドなど新興国の需要

  • 特に中国では、不動産や株式市場が不安定な中、個人・政府ともに金を買っている

  • 伝統的に金を重視するインドでも、結婚・祭礼シーズンなどの季節的需要が価格を押し上げる。


✅ 5. 投資商品の拡大(ETFなど)

  • 金ETF(上場投資信託)などを通じて、一般投資家でも簡単に金に投資できるようになった

  • 投機資金が流入しやすくなり、価格の上昇圧力が高まっている。


🟡 まとめ

要因 金価格への影響
インフレ懸念 上昇圧力
地政学的リスクの増加 上昇圧力
利下げ観測・ドル安 上昇圧力
中央銀行・個人の買い需要増 上昇圧力
投資商品(ETFなど)の普及 上昇圧力
 

✅ 売り時か判断するためのポイント

1. 🔺 すでに利益が出ているか?

  • 価格が大きく上がっていて利益確定したいなら、一部売却も合理的。

  • ただし、「もっと上がるかも…」という感情だけで引き延ばすと、機会損失の原因になります。

2. 📉 今後の下落リスクは?

以下のような要因があると、金の価格が下がる可能性もあります:

要因 金価格への影響
米国の利下げが遅れる 下落圧力
インフレが鈍化してきた 下落圧力
地政学リスクの緩和 下落圧力
株式市場が回復してきた 下落圧力

もしこれらの状況が進むと予想するなら、「今が売り時」になる可能性もあります。

3. 🛡️ 資産保全の手段としての保有なら?

  • 金は「有事の安全資産」としての役割があります。

  • 将来のインフレや通貨不安に備えて金を保有しているなら、売らずに保有継続するのも一つの考え方です。


🔄 「一部売却」という選択肢

  • 「全部売るか、全部持つか」の極端な選択を避け、一部利益確定しておくのはリスク管理として有効。

  • 例えば:

    • 価格が〇〇円以上になったら20%売る

    • 資産全体の中で金が〇%以上占めたら調整する


📊 チャート分析(例)

直近の価格が過去最高値に近いなら、

  • 「一旦天井かも?」という警戒感で利確する人が増える傾向あり。

  • ただし、強いトレンド中であればさらに高値を目指すことも。

(必要であれば、リアルタイムのチャートを表示できます)


🟡 まとめ:こんな人は売ってもいい

状況 判断
利益が十分に出ていて、使い道がある場合 売却してOK
金の比率が高すぎる(ポートフォリオ調整) 一部売却を検討
今後インフレやリスクは後退すると見ている 売却のタイミングかも

店舗情報

金ブランド時計切手古銭高額買取おたからや大津ナカマチ商店街店
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