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2025.06.18
結婚指輪は一生に一度の大切なジュエリーだからこそ、指輪選びで失敗したと思うのは一生の後悔となってしまいます。憧れを抱いている知名度が高い有名ブランドの中にも「結婚指輪にはやめたほうがいい」と言われるものがあるのでブランドで選んでしまうと後悔をすることもあるでしょう。
そこで今回は、後悔の声が聞かれる結婚指輪ブランドと、その共通点や選び方のポイントについて詳しく解説します。
「結婚指輪はこのブランドにしておけば間違いない」と思われがちですが、実際には選ばないほうがいいと言われるブランドも存在します。
有名ブランドでもデザインや価格、品質の面で後悔につながるケースがあるのです。ここでは、ネット上の口コミや体験談で後悔の声が上がっている15のブランドと、その理由を紹介します。
ティファニーは誰もが憧れる世界的ジュエリーブランドです。しかし結婚指輪として見ると、シンプルな細身デザインが多く個性に欠けるため飽きが来やすいという声があります。またブランド料込みの価格設定でコスパが悪く、予算オーバーになりがちです。
ダイヤの等級が公表されておらず品質面で判断しづらい点や、クリーニング以外のサイズ直し等のアフターサービスが基本有料である点も不安材料でしょう。品質自体は優れていますが、価格帯は1本20万円以上と高めで、総合的に見ると長く愛用したい結婚指輪には向かない可能性があります。
カルティエは格式高いハイジュエリーブランドとして有名です。しかし結婚指輪として見ると、ブランドを象徴する定番デザインが中心でシンプルすぎるため個性に欠けるとの指摘があります。一目でカルティエと分かる「ラブリング」などのデザインは、人によっては飽きやすい・ブランド主張が強すぎると感じることもあるでしょう。
さらに製品の多くが100万円を超える高価格帯で、一般的な新婚カップルの予算を大幅に超過してしまいます。保証も永久保証ではなく一定期間内の対応に留まるため、アフターサービスを重視する方には不安が残ります。
4℃はシンプルで定番スタイルの指輪が多く、日本の若い世代にも馴染み深いジュエリーブランドです。しかしその手頃なイメージから「頑張れば学生でも買えるブランド」と認識されており、結婚指輪としては安っぽいのではと心配する声があります。実際にはブライダル専門ラインの4℃ Bridalでは相場並みの価格帯で、生涯無料保証のサービスも付く優良ブランドです。
ただ、廉価版ライン「Canal 4℃」の存在やSNS上でネタ的に扱われることもあって、周囲から誤解されてしまう可能性は否めません。友人知人の目が気になる場合は、あえて別のブランドを検討するのも一つの方法でしょう。
スタージュエリーは国内有数の大手ジュエリーブランドで、結婚指輪として選ぶ人も少なくありません。ただしその多くがオーソドックスなデザインで、他と差別化しづらく個性に欠ける点が指摘されています。また、価格帯も高めで予算オーバーにつながる恐れがあり、シンプルなリングでも相場より高額になることも多いです。
品質自体に問題はありませんが、ブライダル専門店のような永久保証サービスがないため、コストパフォーマンスやデザインの独自性を重視する場合、スタージュエリー以外のブランドを検討したほうが無難かもしれません。
ケイウノはオーダーメイド対応などで人気の国内ジュエリーブランドです。比較的予算重視の人向けとも言われますが、結婚指輪選びでは注意が必要かもしれません。デザインは控えめなものが多く華やかさに欠けるため、シンプルすぎて物足りないと感じる人もいます。
品質に関してもダイヤモンドの等級が明確に提示されないことがあり、判断材料が乏しい面があります。さらにチェーン展開ゆえに店舗によってサービス品質に差があったり、閉店時にアフターサービスが受けづらくなるリスクも否定できません。価格だけで決めたくない場合は、ケイウノ以外の選択肢も検討すると良いでしょう。
スワロフスキーはオーストリア発のクリスタルガラスメーカーで、キラキラとしたデザインのアクセサリーが人気です。ただ結婚指輪としては注意が必要でしょう。本来ダイヤモンドではなく人工クリスタルやキュービックジルコニアを用いた製品が多く、硬度が低いため傷がつきやすいのが難点です。
デザインも派手な輝きを放つものが中心で、職場など場面によっては身に着けにくい場合があります。価格帯は製品によってはダイヤ使用の指輪と変わらないほど高額なものもあり、長く愛用するブライダルリングには不向きと言えます。
ハリーウィンストンは世界的に有名な最高級ジュエリーブランドです。しかし結婚指輪として考えると、おすすめできない点がいくつかあります。デザインはクラシカルでシンプルなものが中心で、意外にも個性に欠ける印象です。また価格も数百万円規模と非常に高額で、一般的な予算を大きく超過してしまいます。
さらに宝石のグレードや製造工程の詳細情報が公開されていないため品質面で不安が残り、修理などのアフターサービスも国内で対応してもらえないケースが多い点もデメリットです。このように極端に高価格で扱いづらい部分があるため、結婚指輪として選ぶにはハードルが高いブランドと言えるでしょう。
グッチは高級ファッションブランドとして人気ですが、結婚指輪のブランド選びとしてはおすすめできない面があります。デザインは流行に左右されやすく、長年つけ続ける結婚指輪としては飽きたり時代遅れに感じる可能性が高いでしょう。また価格もブランド料が上乗せされて割高で、予算オーバーになりがちです。
さらに素材面ではプラチナやゴールドなどの貴金属ではなくステンレスなどの合金素材を使ったリングも多く、本物志向のブライダルリングとは言い難い点も否めません。ブランド自体の魅力はありますが、結婚のイメージと結びつきにくく、長く愛せる結婚指輪には不向きと考えられます。
ミキモトは真珠で世界的に有名な老舗ジュエリーブランドです。しかし結婚指輪として考えると、デザインの選択肢が限られる点が問題視されます。特にミキモトが得意とする真珠をあしらった指輪は上品ですが地味な印象になりやすく、日常使いの結婚指輪としては扱いに気を遣うという声もあります。
一方、ダイヤモンドを使ったリングも展開していますが、デザインや品質は他ブランドと大差なく「ミキモトを選ぶ特別な理由がない」と感じる人も少なくありません。ミキモトのブランド力を求めるなら真珠ですが、その真珠を取り入れた結婚指輪は個性を出しにくいため、結果的にミキモトで選ぶメリットが薄いと言えるでしょう。
俄(ニワカ)は京都発祥の老舗ジュエリーブランドで、日本の美意識を取り入れた繊細なデザインが人気です。和のモチーフや情緒を感じるリングが多く、それを魅力と感じる人には良いですが、洋風の王道デザインを求める場合にはイメージが合わないかもしれません。
また、ブランド名の「俄」は日本語で「新米・素人」という意味を連想させるため、縁起が悪いと気にする声もあります。和テイストを前面に出した個性的なブランドゆえ、人によっては結婚指輪に選ばないほうがいいと感じるでしょう。親族世代の印象なども踏まえ、自分たちに合うか慎重に見極めたいブランドです。
銀座ダイヤモンドシライシは1994年創業の日本初ブライダルジュエリー専門ブランドで、結婚指輪人気ランキングでも常に上位に入る定番ですが、一部では「恥ずかしい」と言われることもあります。
利用者が多い分口コミ件数も膨大で、ネガティブな評判も目にしやすい傾向です。海外ハイブランドではないためステータスを重視する人にとって物足りないという声もあり、そうした点を気にするなら候補から外すのも一策でしょう。
アイプリモは国内最大級のブライダルリング専門店で、手頃な価格設定により若いカップルにも人気です。それゆえに「安っぽいのでは?」という先入観を持たれることがあります。過去の大幅割引セールの印象から「値引き=品質もそれなり」と誤解する人がいるほか、婚約指輪が10万円以下から買える手軽さから「30代には恥ずかしい」という声もあります。
海外ハイブランドに比べてステータスが感じられないという理由で敬遠される場合もあるでしょう。実際にはダイヤの品質にこだわりアフターサービスも充実していますが、ブランド名のイメージを気にするなら候補から外してもよいかもしれません。
エクセルコダイヤモンドはベルギーの名門ダイヤモンドカッターの系譜を持つブライダルジュエリーブランドです。研磨技術へのこだわりで知られ、一定のファン層がいますが、一般知名度はティファニーやカルティエほど高くありません。そのため人によっては「聞いたことのないブランドだけど大丈夫?」と不安に思われる場合もあります。
また、ダイヤモンドの品質を売りにしている分、他ブランドと比べて価格帯が割高という声もあり、予算にシビアな方には敬遠されがちです。いわゆる海外ハイブランドと比べブランド力に欠ける点を気にするなら、選択肢から外してもいいでしょう。
ラザールダイヤモンドはニューヨーク発祥の老舗ダイヤモンドブランドで、「世界三大カッターズブランド」の一つとも称されています。カットの美しさには定評がありますが、日本ではブライダルリング専門店として展開しており、ラザール自体の名前は一般の人にはあまり浸透していません。そのため「有名ブランドの指輪にしたかった」という人には物足りなく感じられることもあります。
また、高品質なダイヤを扱う分だけ価格帯も高く、他の国内ブランドより割高との指摘もあります。指輪そのものの価値を重視する人には良い選択ですが、ブランド名の知名度やステータス性を求める場合は不向きかもしれません。
ヴァンドーム青山は上品で洗練されたデザインが特徴の日本発ジュエリーブランドです。知名度も高く品質もしっかりしていますが、結婚指輪のブランド選びとしては賛否が分かれます。全国の百貨店やアクセサリーショップで幅広く展開しているため「特別感に欠ける」「量産的でありふれている」と感じる人がいるようです。
ハイブランドほどのステータス性はないことから、ブランドにこだわる層には物足りなく映る場合もあります。好みに合えば問題ありませんが、人によっては敢えて選ばないことも検討されるブランドでしょう。
上で挙げたような「結婚指輪にはやめておいたほうがいい」と言われるブランドには、いくつか共通するポイントがあります。
デザイン・価格・品質・評判などの面で、結婚指輪としてふさわしくない特徴が見られるケースが多いのです。ここでは、その代表的な特徴を解説します。当てはまるブランドは購入を再考したほうが良いかもしれません。
結婚指輪は長年身につけるものだけに、品質の確かさと万全なアフターサービスが欠かせません。購入時にダイヤモンドの等級が開示されなかったり、指輪の素材がプラチナではなくメッキやステンレスなど本来ブライダルには不向きな場合、品質面で不安が残ります。また買った後のサイズ直しや修理対応が十分でないブランドも避けたほうが無難です。
国内でメンテナンスを受けられなかったり保証期間が短かったりすると、いざという時に困ってしまいます。品質や保証に疑問があるブランドは、結婚指輪候補から外すのが安全策でしょう。
憧れのハイブランドでも、予算を大幅に超える高額な指輪は後々後悔のもとになりかねません。結婚指輪はペアで購入することが多く、1本で数十万円から100万円以上するようなブランドを選ぶと、新生活や他のイベントにしわ寄せがいく可能性があります。
高価格だからといって必ずしも品質やデザインが伴うわけではなく、「ブランド料の割に見合っていない」と感じてしまうケースもあるでしょう。無理のある出費をしてしまうと後悔につながりやすいため、価格と価値のバランスが取れていないブランドは避けたほうが無難です。
ネット上の口コミや評価が極端に悪いブランドも、選択を再考すべきでしょう。「○○はダサい」「買って後悔した」といった声が多く見られる場合、そのブランドには何かしらの欠点が指摘されている可能性があります。実際には人気ブランドほど利用者が多いため悪評も目立ちやすい傾向はありますが、購入前にネガティブな評判の内容を確認することは大切です。
品質や接客、デザインなど特定の不満が繰り返し挙がっているようなら、あえてリスクを冒す必要はありません。結婚指輪は一生ものなので、少しでも不安を感じる評判があるブランドは避けるのが無難です。
結婚指輪はシンプルなデザインが好まれる傾向がありますが、定番すぎるデザインばかりで個性が感じられないと、後で物足りなく感じてしまうことがあります。誰もが知っているブランドのよくあるリングだと「他の人と被って特別感がない」と感じたり、年月が経つうちに飽きが来る可能性も否定できません。
一生に一度の指輪だからこそ、自分たちらしさを表現できるデザインかどうかも重要です。婚約指輪では人気でも、結婚指輪として毎日身につけるにはシンプルすぎてつまらないと感じる場合、そのブランドは避けたほうがいいでしょう。
指輪のブランド自体のイメージも大切です。ブランドの名前やコンセプトが自分たちの世代に合わず古臭く感じられる場合、その指輪を着けていることに違和感を覚えるかもしれません。例えば親世代で流行したブランドや昔からの定番すぎるブランドは、若い世代には新鮮味がなく魅力に欠けると感じられがちです。
また、ブランド名の意味や印象がネガティブな場合(名前の語感が「ダサい」「縁起が悪い」など)、結婚という特別な場にはふさわしくないと敬遠されることもあります。指輪自体の出来だけでなく、ブランドが持つイメージも総合的に考慮して選ぶことが大切です。
ここまで避けたほうが良いブランドの特徴を見てきましたが、最終的には自分たちが心から納得できる指輪を選ぶことが何より大切です。
ブランド名や評判に惑わされず、後悔しない結婚指輪を選ぶために重視したい5つのポイントを紹介します。
結婚指輪選びでは、まず予算を明確に設定しましょう。予算を決めずにいると、気付かないうちに想定以上に高額な指輪を選んでしまいがちです。
2人の経済状況に合わせて無理のない金額を話し合い、指輪にかけられる上限額を決めておくことが大切です。あらかじめ予算範囲を定めておけば、購入後に「他のことにお金を回せば良かった」と後悔するリスクも減らせます。
結婚指輪は毎日身につけるものなので、自分たちの好みや個性が反映されたデザインを選ぶことが大切です。有名ブランドだからと安易に飛びつくのではなく、本当に気に入ったデザインかどうかを重視しましょう。
シンプルすぎて個性に欠ける指輪は、後から飽きが来てしまう可能性があります。既製品でピンとくるものがない場合は、オーダーメイドやセミオーダーも視野に入れて、自分たちらしいリングを見つける努力が後悔を防ぐポイントです。
一生物の指輪ですから、品質や素材にもこだわりましょう。リングの地金は耐久性の高いプラチナやゴールドが一般的です。メッキ加工やステンレス製のリングは変色・劣化の不安があるため避けたほうが無難です。
ダイヤモンドをあしらう場合は、カットやカラーなど等級の確認も必要です。購入時には品質証明書(鑑定書)を見せてもらうなど、確かな品質の指輪かどうかしっかり見極めることが大切です。
長く使う結婚指輪だからこそ、購入後のアフターサービスも要チェックです。指のサイズが変わったときのサイズ直しや、磨き直し・石の留め直しなど、どこまで無料で対応してくれるかはブランドによって異なります。
保証期間の長さやサービス内容を事前に確認し、充実したサポートが受けられるブランドを選びましょう。アフターサービスがしっかりしていれば、将来にわたって安心して指輪を愛用できます。
ブランドの持つ理念やイメージにも注目してみましょう。そのブランドが大切にしているコンセプトや歴史に共感できれば、指輪にも一層愛着が湧くものです。
例えば、創業者の想いや伝統に惹かれるのであれば、その指輪を身につける誇りにもつながるでしょう。単に有名だからという理由ではなく、自分たちが心から共感できるブランドを選ぶことで、後悔のない満足感を得られるはずです。
結婚指輪選びは一生の思い出づくりです。大切なのは、他人の評判やブランド名だけに左右されず、自分たちが心から気に入った指輪を選ぶことです。事前に情報収集をし、ポイントを押さえて選べば「このブランドにして失敗した…」と嘆く事態も避けられるでしょう。
もし、どうしても購入後に後悔してしまった場合は、指輪の買い替えや専門の買取サービスを利用する手段もあります。いずれにせよ、じっくり検討して納得のいく結婚指輪を手に入れ、末永く大切にしていきましょう。