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2025.03.05
本来、純金(K24)は磁石にくっつくことはありませんが、磁石にくっつく金製品を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
この記事では、金製品が磁石にくっつく理由をご紹介いたします。
また、金製品が偽物かどうかを磁石以外で見極める方法や、磁石にくっつく金製品が売却できるのかどうかも解説いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
純金(K24)は磁気を持たない非磁性体のため、磁石を近づけても反応を示しません。
しかし、中には磁石に反応する金製品もあります。
ここでは、磁石にくっつきやすい金製品の特徴をご紹介いたします。
ジュエリーの素材として多く用いられる18金(K18)や14金(K14)の多くには、「割金(わりがね)」が含まれています。
割金には、硬度やデザイン性を向上させる目的で混ぜる金属の一部に、磁性を持つものが含まれることがあります。
具体的な割合は、下記の通りです。
金製品の種類 | 金の純度 | 他の金属の割合 |
---|---|---|
18金(K18) | 75.0% | 25.0% |
14金(K14) | 58.5% | 41.5% |
金の純度が低くなるほどほかの金属が含まれる割合は多くなり、磁石にくっつく可能性が高まります。
特に、強い磁性を持つ「ニッケル」が割金として使用されていると、製品全体が磁石に反応することがあります。
ただし、磁石にくっつくからと言って、すべての金製品が偽物とは限りません。
例えば、ホワイトゴールドの割金やコーティングに用いられる「パラジウム」は非磁性体ですが、 状況によっては、強い磁性が発現することもあるからです。
金メッキとは、真鍮やステンレスといった比較的安価な金属の表面に、金を薄くコーティングする加工方法です。
金メッキのベースとなる金属に使われているのは、磁石に強く反応する鉄やニッケルなどが中心です。
一般的に、金メッキの層は0.1ミクロン以下と非常に薄いため、下地の金属の磁性が表面に現れやすいという特徴があります。
そのため、磁石に強く反応する場合は金メッキ製品である可能性が高いと考えられます。
「ゴールドフィルド」とも呼ばれる金張りは、銅や真鍮などをベースとした金属の表面に、金合金を圧着する加工方法です。
一般的に、全重量の5%以上を金が占めるものが金張り製品とされています。
金の層は金メッキより厚いものの、内部の芯材には磁性を持つ金属が使用されていることが多く、磁石に反応することもあります。
金メッキと比較すると、価格・耐久性ともに高めですが、純金製品とは別物です。
磁石を使わずに金製品が本物か偽物かを見分ける方法もあります。
ここでは、専門的な知識がなくても金製品の真贋を見分ける方法をご紹介いたします。
金製品には、製品の品質を判断する重要な指標になる、純度を示す刻印が刻まれています。
刻印には、以下のような種類がありますので、参考にしてみてください。
金製品の種類 | 刻印 |
---|---|
24金 | K24、Au999 |
20金 | K20、Au833 |
18金 | K18、Au750 |
14金 | K14、Au585 |
ホワイトゴールド | WG |
イエローゴールド | YG |
グリーンゴールド | GRG |
ピンクゴールド | PG |
製造元や製造年を示す刻印が併記されていることも多く、製造国によっては他の刻印を用いている場合もあります。
しかし、刻印が不自然に薄かったり表記方法が一般的ではなかったりする場合は、偽造品の可能性もあるのでご注意ください。
また、近年における偽造技術の向上によって、刻印だけでは判断が難しいケースもあるため、複数の確認方法を組み合わせることをおすすめいたします。
純金はオレンジ色に近い黄金色が特徴ですが、18金や14金など、金の純度が低くなるほど色調の変化が見られます。
色味の変化や違いは、割金に用いられる他の金属との配合が影響しており、ジュエリーブランドによっては同じ純度でも色味が異なることが珍しくありません。
しかし、表面に薄く金が施された金メッキ製品の場合、色のくすみや不自然な輝きが目立つことがあります。
製品の角や縁に下地の金属の色が見えている場合もありますので、確認してみてください。
純金は化学的に安定した金属で、普段使いでは変色や腐食が起こりにくい特徴があります。
しかし、金メッキや金張り製品、また純度の低い金製品では、時間の経過とともに変色やくすみが生じやすい傾向があります。
例えば、アクセサリーの場合、肌に触れる部分や細かな傷がついた箇所に、緑や黒っぽい変色が見られる場合は注意が必要です。
この場合、表面処理されたメッキ製品や、金張り製品である可能性が考えられます。
金製品が本物か知りたいときは、金とほかの物質の密度の比重を測る方法もあります。
参考までに、一般的に知られている、水を使った調べ方をご紹介いたします。
なお、純金の比重は19.32ですが、純度によって比重は異なります。
金の純度 | 比重 |
---|---|
22金(K22) | 17.79~16.73 |
20金(K20) | 16.94~16.17 |
18金(K18) | 19.34~13.97 |
14金(K14) | 14.75~12.5 |
12金(K12) | 13.65~11.81 |
10金(K10) | 13.22~11.20 |
金に含まれる割金の配分によってズレが生じることもありますが、比重が大きく異なる場合は、偽物の金製品であることが疑われます。
18金や14金の製品をはじめ、金にほかの金属を組み合わせている金製品は少なくありません。
特に、宝飾品やアクセサリーには、強度や色味を調整するため、磁性金属のニッケルが意図的に使用されることもあります。
そのため、磁石にくっついたからといって偽物であるとは限らず、金が少しでも含まれていれば、売却できる可能性は高いと考えられます。
例えば、純金(K24)の買取相場が1グラムあたり1万円であった場合、金の含有量が58.5%の14金(K14)なら、1グラムあたりの売却額は5,850円です。
ただし、上記は金の含有量で単純に計算しているため、割金やブランドの価値によっては、売却額が増減する可能性があります。
金製品が磁石にくっついたからと言ってすぐに諦めず、少しでも本物である可能性があるなら、私たちのような専門家の査定を受けることをおすすめいたします。
金製品の真贋や価値について不安がある場合は、私たちのような専門家による査定を受けることが最も信頼できる方法です。
専門家なら、精密な検査機器を用いて金の純度を測定したり、化学的な検査方法で成分を分析したりすることができます。
特に、高額な製品や古い製品、海外で購入した製品は一般的な方法での判断が難しく、専門家に査定してもらうことで真贋の判断がしやすくなります。
なお、金製品の査定を受けるときは、金やブランドに精通した専門家を見つけることが大切です。
金や貴金属、 金メッキを売却する際は、信頼できる買取業者に査定を依頼することが大切です。
全国に約1,300店舗以上を展開する買取専門店「おたからや」では、金や貴金属の買取を積極的に行っています。
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