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2025.01.29
ダイヤモンドの色のランク(カラーグレード)は、大きく分けて「D~Zの範囲に収まる通常色範囲」と「カラーダイヤモンド」に分類されます。
ダイヤモンドのカラーグレード評価を正しく理解するには、まず両者の違いを把握することが重要です。
通常色範囲のカラーグレードは、DからZまでの23段階で評価されます。
最も高い評価であるDは無色透明で、希少性と価値が非常に高いとされています。
一方で、ランクがZに近づくほど黄色味や色味が強くなり、評価が下がります。
一部の鑑定書では、カラーグレードの表記として 「Under N」 や 「Under S」 が使用されることがあります。
この表記は、通常のDからZまでのグレードを簡略化し、特定の範囲をまとめたものです。
現在、日本国内で流通している多くの鑑定書では、この 「Under N」 と 「Under S」 を用いた12段階の表記が一般的です。
ダイヤモンドのカラーグレードをDからZと定めたのは、GIA(米国宝石学会)です。
この表記がAではなくDから始まる理由には、当時の宝石業界では、「A、B、C」や「1、2、3」など、様々な表記方法が混在し、評価基準が統一されておらず、混乱を招いていたという背景があります。
GIAは、これらの既存の表記法と一線を画すため、Dから始まる独自のグレーディングシステムを提唱しました。
このシステムは、ダイヤモンドの評価基準として瞬く間に業界標準となり、現在の4C(カラー、クラリティ、カット、カラット)の基盤を築きました。