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2024.11.20
ロレックスの中古相場や正規価格の値上がりが話題となっていますが、「サンダーバードは値上がりしているのか?」「今のうちに売ったほうがいいのかな?」と感じている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ロレックス「サンダーバード」の値上がり理由を解説。あわせて、基本情報や買取相場・中古価格、高く売るためのポイントを解説していきます。
ロレックスのサンダーバードは、デイトジャストの派生モデルとして1956年に誕生しました。
アメリカ空軍のアクロバットチーム「サンダーバーズ」の隊長ドン・フェリス大佐の引退を記念してロレックスが特注品として販売したのがきっかけで生まれました。
2004年に生産終了しましたが、50年以上にわたって販売されたロングセラーモデルで、現在でも根強い人気を集めています。
特徴は、回転するベゼルを持っていることです。デイトジャストをベースにしているため、ドレスウォッチらしいエレガントなデザインとなっていますが、回転ベゼルによってスポーティな印象も加わっています。
サンダーバードは、とくに時計愛好家や投資家から人気を集めることが多いモデルです。
ロレックスのデイトジャストは、もっともメジャーで入手しやすいモデルであり、ロレックスを初めて買うという方の入門機としても人気を集めています。そんな中でも、サンダーバードは、とくにコレクターや投資家に支持されることが多いモデルです。
その理由は、希少性。現在は生産終了となっているため、新品として市場に出回ることはありません。年月が経つほど、状態の良い個体は減っていくため、その希少性は年々高まっています。
サンダーバードの「パッと見はデイトジャストだけど、ちょっと違う変わり種」という絶妙な立ち位置も、コレクター心をくすぐるポイントです。
生産終了から20年以上経った今でもコレクターから人気を集めるモデルは、安定した中古相場を保っています。とくに状態の良いサンダーバードは希少性が高く、高額買取になりやすいです。
ロレックスサンダーバードは、生産終了になった現在でも中古市場では価格が値上がりしています。その理由を3つに分けてご紹介します。
高級時計の相場は、需要と供給によって変動しており、ロレックスは常に需要があるため、一定の価格を保っています。現在、ロレックスの中でもっとも需要が高いのは現行モデルですが、サンダーバードにも一定の需要があります。
また、供給が続けられている現行モデルとは異なり、サンダーバードは廃盤となっているため供給が増えることはありません。供給がないにもかかわらず一定の需要はあることから、希少性が高まり価格が上昇しています。
昔から、ロレックスは高級時計の代名詞として知られています。しかし近年の相場高騰により、高級時計だけでなく「投機商品」としての需要も増加し、ロレックスというブランドの価値が全体的に上昇しています。
価格高騰で注目されるのは、デイトナやサブマリーナ、GMTマスターⅡなどのスポーツモデルですが、デイトジャストを中心としたドレスモデルの価格も上がっています。サンダーバードも、この流れで注目されることで価格が値上がりしています。
ロレックスの価格は、為替相場によっても変わってきます。ロレックスはスイスのブランドのため、円安になると輸入価格が上昇し、正規価格も上昇します。
正規価格が上がれば中古の需要が高まり相場上昇につながります。そのため、売却を検討している方にとっては、円安はロレックスの売りどきであると言えます。
ここでは、サンダーバードの中古相場や今後の価格がどう推移していくかの予測について解説していきます。
サンダーバードの買取相場と中古市場での販売価格は、下記の通りとなっています。
Ref | 中古買取相場 | 中古販売相場 |
---|---|---|
6309 | お問い合わせ | 80万前後 |
6609 | お問い合わせ | 160万前後 |
1625 | 35~45万前後 | 70万前後 |
16253 | 38~43万前後 | 80万前後 |
16250 | 40~50万前後 | 80万前後 |
16263 | 60~70万前後 | 100万前後 |
16264 | 55~65万前後 | 80万前後 |
※2024年10月現在の情報です。
また、時期や状態によって価格は変わりますので、詳細はお問い合わせください。
サンダーバードの2024年の市場価格は、安定していると予測されます。ただし、2024年6月に、ロレックスの正規価格がゴールドモデルを中心に値上がりしたため、一部のゴールドモデルでは価格が上昇する可能性があります。
サンダーバードに近いロレックスのモデルとして、ターノグラフがあります。
ターノグラフは、サンダーバードの後継機で2004年から2013年にかけて製造されました。製造期間が短く、廃盤になっていることからサンダーバード同様、値上がりが期待されています。
とくに人気の高いRef.116264は、買取価格80~100万円、中古価格115~135万円程度で取引されています。
サンダーバードの相場は、ロレックスの相場高騰に連動して価格が上昇しています。
現在は円安傾向が続いており、ロレックスを売るには良いタイミングであると言えます。
また、近年ロレックスは定価の値上げを頻繁に行っており、中古への需要もより高くなっています。この需要の高さはいつまで続くのかの予測は難しく、今後需要が下がる可能性もあります。
ロレックスの売却は、専門家でもなかなか最適なタイミングを測るのは難しいです。タイミングを測るあまり、売り時がわからなくなってしまう……という声も聞きます。為替の変動や、ロレックスの需要の低下といったリスクもあるため、相場や推移を把握したら、高く売るポイントを押さえて早めに売却してしまうのも一つの手でしょう。
ロレックスサンダーバードの買取価格は上昇していますが、いくつかポイントを押さえておくことで、より高く売ることが期待できます。ここでは高く売るためのコツを3つご紹介します。
時計のケースやベルトに汚れがついている場合は、汚れを落としきれいにしましょう。
ロレックスサンダーバードに限らず、時計の買取では時計の状態が査定額に大きな影響を与えるため、できるだけきれいな状態のほうが高額査定につながりやすいです。
ただし、表面を磨いたり削ったりするといった時計を傷つけるようなことは避けなければいけません。
やわらかい布でやさしく汚れを拭き取りましょう。ベルトの隙間は、やわらかい毛の歯ブラシで隙間に入り込んだ汚れをかき出すことで、きれいになります。
ロレックスの正規の付属品が揃っている方が、買取額は高くなります。
付属品とは、具体的に下記のようなものを指します。
昔購入したもので付属品に傷や汚れがあったとしても、査定依頼の際には必ず一緒に持ち込むようにしてください。
時計本体だけよりも、付属品があったほうが高額査定につながりやすいです。ぜひ査定依頼の前に、付属品がないか探してみてください。
ロレックスサンダーバード以外にも、不用品がある場合、まとめて査定依頼をすると買取額がアップすることがあります。
時計だけでなく、金・貴金属、ジュエリー、バッグなどの不用品がある方は、一緒に査定してもらうようにしましょう。
ロレックスの保証書(ギャランティカード)は、とくに高価買取につながる重要な付属品です。モデルにもよりますが、保証書の有無で数万円買取額が変わることも珍しくありません。
これはロレックスの偽物が多いため、本物の証明になる保証書がある方が、エンドユーザーや販売業者からの需要が高いことが理由にあります。
おたからやでは、付属品の有無に関わらず、専門の査定員が丁寧に査定いたしますので、付属品が欠けている場合でも、まずは一度お気軽にご相談ください!
おたからやでは、ロレックス サンダーバードの買取をはじめ、ロレックスの買取に精通した専門家が在籍しています。
最新の市場データを基に、正確かつ高額な査定を実現。ロレックスをはじめとする高級時計の売却をお考えなら、ぜひ「おたからや」にご相談ください。修理が必要な時計でも、高価買取が可能です。
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