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コラム詳細

デイトナの金無垢モデルの特徴とは? 機能性とステータスの両立に注目

2024.10.09

ロレックスの人気シリーズ「デイトナ」には、金無垢モデルもあります。この金無垢の腕時計が気になっていませんか。特徴だけでなくほかの素材との違いを知れば、全体像がわかるでしょう。購入後に状態を保つ方法も学んでください。

今回はデイトナの金無垢モデルに興味がある方のために、その特徴を解説します。ほかの素材との違いや管理方法まで確かめてください。ここから金無垢のデイトナの全体像がわかり、使用に役立てられます。 


 

デイトナの金無垢とは?

腕時計の金無垢とは「純金製」という意味です。しかし実際はほかの金属と混ぜているのが一般的です。このような形式を取った18カラットゴールドが主流ですが、その場合でも金無垢と呼ぶ方がいます。 

最初のポイントは、金が主要材料である腕時計が金無垢と呼ばれることです。一般的には、24カラットゴールドが本物の金無垢とされます。しかし腕時計の業界では、18カラットゴールドを指すのが慣習です。

腕時計の商品情報には「18K」のような表記があり、「K」がカラットになります。数字によって、金が使われた割合が違うのがポイントです。デイトナに限らず、金無垢には18カラットの表示が見られます。

金無垢の宝飾品でも、実際はほかの金属との合成が一般的です。金100%の方が商品価値は高まるでしょう。

しかし実際にそうすると傷つきやすく、実用的ではありません。お客さんが商品を長く使えるように、腕時計メーカーは金をほかの素材と混ぜているのです。

18カラットは全体の75%が純金になります。残り25%は別の金属です。銀や銅、パラジウム、ニッケルなど商品により材料は異なります。

このように金無垢の耐久性を伸ばすために、腕時計メーカーはさまざまな工夫をしているのです。

デイトナの金無垢とほかの素材との違いは?

デイトナの金無垢は、ほかの腕時計と比べて目立つでしょう。

ロレックスではステンレスやオイスターフレックスなどほかの素材でできた腕時計も売られています。そうした素材と金無垢との違いを比べてみましょう。 

金無垢とステンレスの違いは、衝撃への強さです。金を使った素材は、基本的に傷つきやすいと考えてください。

一方でステンレスは落としても傷がつきにくいなど、耐久性に優れています。

金はステンレスより相場が高いといえますが、買い取り価格も高くなりやすいでしょう。純金は高級感が強みで、希少価値が高いといえます。

対してステンレスは新品でも安価なぶん、買い取り相場も金にはかないません。このように金はステンレスよりデリケートですが、相場が高く、憧れる方もいるでしょう。

金無垢とオイスターフレックスの違いは、ラバーベルト素材の有無です。オイスターフレックスはロレックスが近年新しく生み出した素材になります。

ブラックエラストマーというラバーで素材加工をしているのが特徴です。以上から手首に巻く部分が、高性能のベルトでできています。

実際はオイスターフレックスにゴールドをかけ合わせた腕時計もあります。こうした個体も金無垢として扱う方がいるのです。

純金では高くて買いづらかったり、派手すぎて選びづらかったりする方もいるでしょう。その場合はオイスターフレックスとゴールドの組み合わせも選択肢です。

金無垢とロレゾールの違いは、ステンレス素材の有無です。

ロレゾールはステンレススチールと金無垢を組み合わせています。このようなコンビネーションモデルを略して「コンビ」という呼び方もあるほどです。

ロレゾールは基本的にツートンカラーになります。2つの色が絡み合うことで、新鮮なデザインが特徴です。こちらに希少価値を求める方もいるでしょう。

相場は純粋な金無垢より安く、ステンレスよりは値が張る印象です。金無垢だと高かったり、派手すぎたりしてためらったりする方にはおすすめでしょう。

デイトナの金無垢腕時計は4タイプ

デイトナの金無垢モデルは、主に4つのカラーから選ばれます。

イエローゴールドやピンクゴールド、エバーローズゴールド、ホワイトゴールドです。またホワイトゴールドはプラチナの代替素材として使われるため、それぞれの違いを認識しておきましょう。 

イエローゴールドは、純金に銀と銅を組み合わせたカラーリングです。純金の割合は75%になっています。残りの25%のうち半分ずつを銀と銅が分け合う形です。

金無垢の腕時計として、イエローゴールドは定番のカラーリングになります。一目で金特有の華やかさが印象に残るでしょう。お金に余裕のある方は、イエローゴールドから選んでみませんか。派手な見た目によって、社会的なステータスをアピールできるでしょう。

次はピンクゴールドです。こちらはイエローゴールドよりも銅の割合が多いといえます。純金の割合は75%ですが、残りの25%のうち、銀よりも銅が多めです。銅の色味が強く出ることから、独特なカラーリングが生まれます。その色質から、女性にとって選びやすいでしょう。 

ピンクゴールドの派生カラーとして、エバーローズゴールドにも注目してください。こちらはロレックスが独自開発したカラーリングです。ピンクゴールドよりもサビに強いといえます。

金無垢の腕時計に耐久性を求めるなら、エバーローズゴールドに目を向けてみませんか。

ホワイトゴールドは、純金に対して銀とパラジウムを混ぜたカラーリングです。

従来のイエローゴールドやピンクゴールドよりも、落ち着いた印象を受けられます。ほかの金無垢モデルとは、一線を画したビジュアルです。

ホワイトゴールドは、一目でゴールドとはわかりづらいでしょう。しかしよく見れば、それなりに華やかさを帯びています。

以上から上品な印象を感じられるでしょう。派手すぎず落ち着いていて、なおかつラグジュアリーな雰囲気も特徴です。

品格のある腕時計をお求めなら、ホワイトゴールドも選択肢でしょう。

ホワイトゴールドはもともとプラチナの代わりとして、開発を受けました。プラチナも白系ですが、金属として変色しづらいメリットがあります。

しかし相場が高く、腕時計を作る側としても使いづらいものでした。

ホワイトゴールドによって、コストを抑えながら華やかな時計を製作できます。

強度ではプラチナやゴールドにはかないません。しかし加工しやすいのがポイントです。上級素材より安く買える点でも、ホワイトゴールドの腕時計に注目してください。

金無垢があるデイトナシリーズの特徴

デイトナの魅力は、金無垢をはじめとした華やかなビジュアルだけではありません。重厚なモデルにこめられたさまざまな機能に注目してください。ここではデイトナとしてのポイントを解説します。

最初に注目していただきたいのは、クロノグラフです。これは計測機能で、ストップウォッチの代わりにもなります。

最近はスマートフォンでも同様の機能がありますが、腕時計なら手首に巻いたまま使えるので、あまり手間がかかりません。

計測の基本は、側面上部のプッシュボタンによるスタートです。同じボタンをもう一度押せばストップがかかります。

側面下部のボタンを押せば計測リセットです。ただしリセットをするなら、事前に計測をストップしましょう。そうしないと時計に余計な負担がかかり、精度が狂うなどの不具合が起きるかもしれません。 

デイトナはロレックスに限らず、全世界の腕時計のなかでもクオリティが高いことから、「キング・オブ・クロノグラフ」と呼ばれるほどです。2つのボタンを使うだけで時間を計測できる利便性が、デイトナの魅力でしょう。 

デイトナには、タキメーターもあります。こちらは1kmあたりの走行時間を記録します。そこからおおよその平均時速がわかるしくみです。以上から秒単位を測るクロノグラフとは違う機能です。

たとえば車に乗っているときは、自宅から目的地まで時速何キロで走ったかがわかります。距離や時間の計算ができれば、タキメーターが参考になるでしょう。このようにデイトナは、乗り物を使っているときの時間計測にも役立ちます。

次のポイントは、気密性に優れたリュウズです。デイトナでは「トリプルロックリュウズ」と呼ばれます。気密性が高いために、時計内部に水が入るリスクを最小限に抑えられるのです。

以上からデイトナは、マリンアクティビティにも向いているでしょう。ロレックスではほかにもヨットマスターやサブマリーナーが、同様の客層をメインに作られたとされます。

しかしデイトナの金無垢モデルなら、ほかのシリーズとは違った魅力を感じられるでしょう。重厚なビジュアルと多機能性によって、金無垢時計としても役に立ちやすいからです。 

デイトナの金無垢モデルは、年式が新しくなるほどカラーバリエーションが豊富です。シリーズとしてのデビュー当時は、イエローゴールドとステンレスモデルの2種類だけでした。

初期モデルのイエローゴールドでも希少価値が高く、手に入れられれば貴重な体験になるでしょう。

一方で1988年にはコンビモデルが加わり、さらに年式が後へ進むとホワイトゴールドやピンクゴールドも登場しています。誕生50周年を記念してプラチナモデルも販売されるなど、バリエーションが豊かです。

このようにデイトナは、なるべく年式の新しい方が、選択肢が多いといえます。好みに合うモデルを選ぶなら、新品に近いタイプに目を向けてみませんか。 

デイトナでは、ムーブメントも目玉です。デビューからしばらくは手巻き型でしたが、1988年に自動巻きタイプが加わりました。

エルプリメロをベースとした高機能タイプであり、当時としては画期的とされています。

2000年以降は、ロレックス独自開発の専用ムーブメントが使われる形です。これにより時計としての精度を確固たるものに仕上げています。時計としての基本性能の充実が、デイトナのステータスにつながっているでしょう。 

デイトナの最後のポイントは、希少価値です。もともとこのシリーズは人気ですが、生産性が少ないといえます。そのため中古市場における高値取引も見られるのです。

デイトナは1963年に初代が登場しており、ロレックスのなかでも歴史的なモデルです。そのため多くの方が、金無垢のデイトナに憧れているでしょう。このような個体を入手できれば、社会的なステータスのアピールにもつながります。 

デイトナの金無垢モデルの状態を良好に保つ方法

デイトナの金無垢モデルを着けて充実した生活を送るには、管理が大切です。まずは磁気リスクの回避を考えてください。

またデイトナは重厚なモデルなので、手入れ時にごしごし磨いても問題になりません。購入後の管理について、覚えていただきたいことを解説します。 

最初のポイントは、磁気を避けることです。現代社会にはさまざまな電化製品があり、それぞれから磁気が出ています。

なかにはパソコンやスマートフォンなど、生活に欠かせないものもあるでしょう。磁気を浴びすぎた時計はムーブメントにトラブルが起きます。結果として精度が落ち、使いづらくなるでしょう。

磁気を帯びやすい場所として、テレビやパソコン、冷蔵庫などが挙げられます。装着中も、エレベーターに乗っているときは気をつけてください。

強い磁気が働いているため、壁にはなるべく近づけないようにしましょう。なるべく磁気に触れないように配慮すれば、金無垢の時計を長持ちさせられます。

一方で金無垢は、多少ごしごししてもダメージになりません。しかしケースが薄い場合は、あまり強く磨かない方がいいでしょう。

いずれにしても磨くときは、無駄に力を入れないことが大切です。

たとえばデイトナのようなアクティブ派に向いた腕時計は、ケースが分厚い傾向です。磨くときに多少力が入っても問題ないでしょう。

金無垢は経年で色あせても、磨けば輝きを取り戻せるかもしれません。ケースが厚ければごしごし磨いても問題ないので、安心してください。

デイトナは金無垢なら高価買い取りに期待できる

デイトナを持っていて、買い取りを考える方もいるでしょう。これから買いたい方にも、あとで売る可能性を視野に入れるケースがあります。

結論から述べると金無垢のデイトナは、少なくとも2024年10月時点では高価買い取りの可能性があります。純金やケースなどがダメージを受けていないことが重要です。

純金素材以外のポイントにも注目しましょう。たとえばベゼルやインデックスにダイヤモンドのような高級素材が入れば、さらなる高価買い取りの可能性もあります。

このようにメイン素材以外のパーツも、付加価値として見逃せません。また生産終了モデルは希少性があり、オリジナル仕様かつ高級素材使用なら買い取り価格が上がる可能性があります。 

まとめ

デイトナはロレックスのなかでも機能性に優れていて、メーカーを代表するシリーズです。同社の金無垢素材を手に入れられれば、得した気分になるでしょう。イエローゴールドやエバーローズゴールドのようなカラーの違いもあります。色ごとの特徴を比べながら、自分に合った一品を見つけてください。

デイトナではさまざまな金無垢モデルが見られます。ベゼルや文字盤などのパターンが豊富な点は見逃せません。

これによりデイトナが好きな方は、幅広い選択肢から好みに近い一品を決められます。複数を比較検討しながら、理想のデザインを決めてみませんか。

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