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コラム詳細

金の売り時はいつ???

2024.08.21

金を高く売るためには、金相場を知り、高くなっているタイミングで売却することが重要です。

2024年5月21日には、金の小売価格は1gあたり1万3,477円(小売価格・税込)を記録しており、歴史的高値を付けている状況から「金はバブル期に突入している」といわれることもあります。

ただし、バブルはいずれ弾けるもので、どのタイミングで急落するかは誰にもわかりません。

最終的には自分自身の判断となりますが、取得時の金額から計算した利益に納得できるのであれば、高騰している今のタイミングで売る選択肢は大いにありといえるでしょう。

 

金の価格相場が上がるタイミングとは?

金を高値で売るためには、金の価格相場が上昇するタイミングを知ることが重要です。

では、具体的に金の価格はどのようなシーンで上昇するのでしょうか。以下では、金の価格上昇につながる4つのポイントについて解説します。

1️⃣信頼度が高い日本円や米ドルなどが下落したとき

金は、伝統的に安全資産としての役割を果たしており、通貨との相関性の高さが知られています。

信頼性の高い通貨(日本円や米ドル)が下落すると、多くの投資家は価値の安定した金に資産を移す傾向があります。

これにより、金の需要が高まり、価格相場が上昇するのです。そのため、経済ニュースや通貨の動向を把握することは、金の売却タイミングをつかむのに役立つといえます。



 

2️⃣世界経済が不安定なとき

金の相場は世界経済が不安定なときに上昇する傾向があります。世界市場が不安定になると、その対策として安全資産である金に投資する人が増えるのです。

例えば近年では、2008年のリーマンショックや、2020年の新型コロナウイルス感染症の影響、2022年のロシアのウクライナ侵攻により、金価格の上昇が見られました。



 

3️⃣株安が続くとき

株式市場と金は逆相関関係にあることが知られています。

つまり、「株価が低くなると金相場は上がる」ということです。これは、株式市場が不安定なときに金を保有することで、リスクを分散しようとする投資家が増えるためです。

株式は何らかの影響で価値がゼロになる可能性を持つ資産といえます。

一方で金の価値がある日突然ゼロになるケースは考えにくいでしょう。そのため、金は株価が下落した際の避難所のような役割を果たしているといえます。

4️⃣有事が起きたとき

有事の金」という言葉があるほど、金は有事の際に強い資産です。

国際的な有事、例えばテロや戦争などの予測不可能な出来事が発生した場合、金は避難資産としての価値を発揮します。

通常の金融市場が不安定になり、安全な選択肢として金の需要が高まると、価格が急上昇することがあるでしょう。
 

【2024年3月時点】今は金の売り時として正しい?高騰の理由は?

2020年の新型コロナウイルス感染症の流行、2022年のウクライナ情勢悪化を受けて、金相場は上昇し、現在も高い水準で推移しています。

2023年12月、過去最高値の1万円台を記録しました。

新型コロナウイルス感染症流行前の買取価格4,000円後半台と比べても、ここ数年で大幅に上昇しています。したがって、価格が高騰している今は、金の売り時として正しいといえるでしょう。

しかし、金価格は、短期的には下降する可能性もあるものの、10年や20年の長期的スパンで見れば今後も上昇傾向にあると予想されます。

これは、金の埋蔵量に限りがあることや今後も金需要はなくならないことなど、総合的に考えて金の価値は将来も変わらず高いと考えられるからです。

上記の理由から、近いうちに金を手放すべき理由がないのであれば、長期的に保有してさらなる値上がりを待つのも一つの手といえるでしょう。

ただし、金は保有しているだけでは何も生み出さない資産でもあるため、いずれ売り時の判断は必要です。

 

金の売り時を正しく知るには相場を知ることが重要

金の売り時を正しく把握するためには、相場の動向理解が不可欠です。以下では、そのための4つのポイントを解説します。

  • 金相場を見る
  • 金以外の非現物資産の価値を見る
  • 最後は自分の判断を大切にする
  • まずは査定に出して売却価格を正確に把握するのも手段の一つ

1️⃣金相場を見る

金の相場は日々変動しています。

まずは信頼性のある金価格指数や取引所のデータを確認し、金の現在の価格を把握しましょう。

その際、1日ごとの値段の変化は1gあたり10~20円前後と小さなものですが、長期的に見ると大きな変化が見られることに留意します。

また、金相場チャートを分析して過去の価格動向を把握するのも、売り時を判断するのに役立ちます。

金相場のトレンドをつかみ、正しい売却タイミングをみつけましょう。

<関連記事>金相場のチャートの見方を徹底解説!相場に影響を与える要因とは


 

2️⃣金以外の非現物資産の価値を見る

現物資産である金の値段が上がるのは、非現物資産である株や債権・外国通貨が不信によって揺らぎが生じたときです。

非現物資産の価値に関するニュースを敏感にチェックしていれば、信用が落ちそうな気配から金の値段が上がる可能性を察知できるでしょう。

ただし、金の価値が高まっているとニュースが報じるようになったタイミングでの売却には注意が必要です。

ニュースを見て金を売る人が一気に増えると相場が下がってしまうので、上がりはじめる時点で売るようにしましょう。

3️⃣最後は自分の判断を大切にする

金の売り時は個人によって異なります。

金相場や非現物資産の動向を見るのも必要ですが、最後は自分の判断を大切にしましょう。

相場を気にするあまり売却の判断ができないと、結局いつになっても得することはありません。最後は自分が「ここだ!」と思ったタイミングで、行動に移していきましょう。

 

4️⃣まずは査定に出して売却価格を正確に把握するのも手段の一つ

金の実際の価値を知るために、専門の買取業者に査定を依頼するのも一つの手です。

査定を通じて、所有する金の品位(K24、K18など)や重量、デザインやブランドなどを含めた市場価値を正確に把握できるでしょう。

プロの査定士を擁する買取実績豊富な業者に依頼するのがおすすめです。

 

おたからやの金の買い取り実績

おたからやは、豊富な実績を持つ買取専門業者です。プロの査定士による正確な査定と高価買取で、多くのお客様に高い評価をいただいています。

金の買取実績も豊富で、金貨やインゴットはもちろん、アクセサリーや仏像などの美術品、金歯など、あらゆる形状の金を買い取り可能です。

また、刻印なしの金や、まがったりちぎれたりした金でも問題ありません。

これまで、数万円の金製品から数百万円の買取価格がつくものまで、さまざまな金を買い取りしています。

他社で買い取りできないような精密査定が必要となる高額商品も、おたからやであれば一流の査定士が対応いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

詳細な情報や実際の買取事例は、おたからやの公式Webサイトでも詳しく紹介しています。

 

まとめ

金の価格は為替や世界の経済状況によって変動します。

保有する金をできるだけ高く売るためには、金の価格が上がる仕組みを理解したうえで相場やチャートを分析し、金相場のトレンドを押さえることが大切です。

ただし、金の価格はさまざまな要因で上下するため、将来的な価格変動を正確に知ることは難しいといえます。

そのため、最終的には自分自身の判断で売り時を決めることも重要です。

金の買取業者で査定を受けて実際の市場価格を見るのも良い判断材料になるので、信頼できる業者を選び、自分自身にとって最適なタイミングでの売却を目指してみてください。


 

 

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